オトナが弾いてもステキ！！な子どもの曲集

私は楽譜マニアではないのですが、仕事柄、さまざまな曲集を
割と目にしているほうだと思います。
年長の生徒さんには好みがあるため、レパートリーを作る際に、
「何か弾きたい曲ってあります？」
なんて質問することもあります。



でも、案外ピアノの曲って、有名な曲以外は知らないものも多いし、
有名な曲って難しそうで、自分に弾けるかどうか、も、分からない。
自分の弾けそうな曲ってナンだろうと思う方も多いです。
「子どものための」などという題名がついていると、一見、
「子ども向きだから自分には縁がない」と思いがちになります。

でも、その中でも、むしろ大人が子どもの気持ちに還って弾いた
ほうがステキに聴こえるものもあります。
いくつかご紹介してみます。



「シューマン　ユーゲントアルバム」（各社）
この曲集には「最初の悲しみ」「楽しき農夫」など、どこかで聴いたかも
しれない名曲が収められています。2010年はショパンイヤーですが、ショパンと
同年生まれのシューマンもよろしく（笑）ってことで。
「ギロック　アクセント・オン＆叙情小曲集」(全音楽譜出版社）
アメリカの作曲家ギロックはピアノ教育界で大人気。ジャズやポピュラーの
エッセンスも入っています。



「平吉毅洲　虹のリズム」（カワイ出版）
案外見落としている日本人作曲家の作品はいかが？参考CDもあるようです。
コンクール曲にも使われていて、結構聞き応えのある曲が多く入っています。
他にも湯山　昭さんなど、日本人作曲家の作品にも名曲が多いです。


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