体験レッスンでのみどころ

最近の教室選びで、よく言われるのが「体験レッスンを受けて決めましょう」
ということです。ピアノ教室関連の掲示板（育児系のもの、趣味系のもの共通）
でも、「まず体験を受けたほうが」というコメントがつくことも多いです。
実は、「体験レッスン」というものがピアノ・または楽器系の習い事教室で
広まっていったのはそれほど古い話ではありません。



出所はどこか分かりませんが、カルチャーセンターやスポーツクラブでは、
体験レッスンやおためし○回チケットなどを出すところが多いため、そこから
広がっていったのではないかと言われています。

さて、体験レッスンでどういうところを見たらよいかという質問を受けることも
あるのですが、この質問、実はかなり答えにくいです。
まず、体験を受ける教室が大手（またはカルチャーセンターなど）か、あるいは
個人教室なのかという違い。また、レッスンを希望している人が、レッスンで
「何を望んでいるか」
という目的によっても、多少見るところが変わって来るからです。
とはいえ、何もヒントがないと困るので、ここではオトナであるあなたが、
先生探しをしているという仮定で、ちょっとしたヒントをお伝えしてみます。



大手なら、体験の先生と実際の先生が違う場合もあります。体験の先生が気に入った
場合は、その先生を希望できるかということ。

個人教室では、先生がどこまでこちらの希望とすり合わせができるかというあたりを
質問されるとよいでしょう。でも、案外「生徒さんに全部合わせます」という先生より
「レッスン時間などはご希望にあわせますが、発表会は全員参加の方針ですよ」など、
指導に一貫性がある先生のほうが真剣にレッスンを受けられるのではとも思います。



ただ、おためしのレッスン１回では、「先生と合うかどうか」はなんとなく感じ取れる
かもしれませんが、実際のレッスンの全貌は見えてこないことが多いものです。
でも、自分に合った先生が探せれば楽しく続けられますので、よい出会いを期待して
臨みたいものです。

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