楽譜が読めない!



ピアノに限らずですが、楽器のレッスンを始めるときに、一瞬ためらってしまう理由が
<楽譜が読めない>
ことなのではないでしょうか。
私の経験では、ある一定以下の世代の方で、「ト音記号で書かれた音」が読めない、
という人はまずいません。「ヘ音記号で書かれた音」が読める方は、パーセントは低い
ものの、楽器経験がなくてもいらっしゃることがあります。



シルバー層のレッスン経験がないので、推測ですが、私の母60代後半なんですが、
以前エレクトーンのおためしレッスンというのをやったことがあります。
そのときの担当インストラクターさんを私は知っていて(というか、私がエレクトーンを
習っていて母を紹介したため)聞いてみると、楽譜は結構読めるという話でした。
ですので、その世代以上でも、高校卒以上の学歴がある方は読めるのかなと思います。



ですので、問題は「楽譜が読めない」というよりは、「楽譜と指と鍵盤の位置関係が
わからない・覚えにくい」ことのほうなのではないでしょうか。
単純にはキータッチという点ではパソコンのブラインドタッチと同じです。

こういう方には、ホームポジションと同じく、ポジションを移動せず固定されている
曲をたくさん弾く方法がおすすめです。ポジションが移動してしまうと、わからなくなって
しまい、元の場所に戻れないからです。
初歩の教材はあまりポジションを移動しない曲が多いので、数こなすことはよいと思います。



ところで、よく聞いてみると「楽譜が読めない」原因の1つに、視力低下などで「音符の
たまがよみづらい」場合もあります。シニア向けの楽譜は、たまが大きくなっています。
楽譜の問題、メガネを合わせたりすることで解決することもありますよ。


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